【医療スタッフのタメ口はあり?なし?】みんなの意見は?

どうも、リハペンです!

理学療法士だけでなく、医療職の中でたびたび持ちあがる話題が
「患者さん・利用者さんへのタメ口はありか?なしか?」ということ

普通に考えれば

いや、タメ口なんてありえないでしょ!?

という方が多いかと思います
しかし、実際に現場の声を聴いてみると、そう一概には言えないみたいです

ちなみに、先に僕の意見を言わせていただくと

僕は「場合によってはタメ口もあり」派です!

その理由は後で説明するとして、ため口ありなし論争について順番に説明していきましょう!

上から目線は言語道断!

現代でも少数いると感じるのが「自分は医療スタッフだから患者より偉い!」と、とんでもない勘違いをしている人がいます
それも、医者ならまだしも看護師やセラピストが上から物を言うのは言語道断です!

たしかに、医療スタッフは時として患者さんに何かを指導する立場にありますが、それはあくまで
お金をもらって提供しているサービスの一環であることを忘れてはいけません!

ボランティア活動なら話は別ですが、そもそもボランティアをするような志の高い人は言葉遣いも丁寧でしょうしね

昔は患者さんに対して病院が少なかったこともあり

「病院が患者を選ぶ時代」でしたが、今は逆に

「患者が病院を選ぶ時代」なのです!

原則としてタメ口はNG!!

賛否両論あると思いますが、そもそも、医療職というのは大きなくくりで言えば「接客業」の一種だと僕は思っています

つまり、レストランの店員としてお金を払ったお客様に料理を提供する
医療職とは、この提供するものが「料理」から「医療」に変わった物なのです

しかし、飲食業の様なサービス業と大きく違うのは

・提供する側に資格がいる
・程度の差はあれ相手は健康ではない
・相手の健康を預かる分責任が大きい
・代金の7割以上は国から払われる

という点です

これを見れば、確かに医療職とは少し特殊な職業であることがわかります

とはいえ、お金をもらった対価としてサービスを提供するという点に置いては共通しています

ではここで、もう一度レストランを例にあげてみてみましょう

カランカラン(ドアの音)

店員
店員

いらっしゃいませー、何名様でしょうか?

二人です

店員
店員

かしこまりました!こちらのお席へどうぞ!

これが通常ですが、これがもし・・・

カランカラン(ドアの音)

店員
店員

おいっす!何人で来たの?

え?二人ですけど・・・

店員
店員

二人ね!りょーかい!

それじゃ、そこの席で待ってて!

・・・まぁ、控えめに言ってブチ切れですよね!

と、これは極端な例ですが、基本的に接客業において「提供する側」から「お金を払う側」にタメ口というのはあり得ないということです

余談ですが、おしゃれな美容室の店員さんとかってたまにゴリゴリのタメ口の人いますよね?

あれは正直苦手です(黙って髪切ってほしい・・・)

話はそれましたが、患者様は「お金を払う側」です

患者様=お客様、というのは言い過ぎかもしれませんが、「提供する側」「お金を払う側」という関係性である以上は
タメ口は原則NGということを心に留めておくべきでしょう

実際の現場では?

原則NG・・・とはいったものの、実際の現場ではどうなっているのか、気になりますよね?

では、こちらをご覧ください

これは、僕が医療職の方に対してツイッターにて行った「患者様・利用者へのため口はあり?なし?」というアンケートの結果です
(今回は48名の方にご協力いただきました。ありがとうございます!)

この結果を見るともっとも多いのは「場合によってはあり(46%)」という意見です
最初に書いた僕の意見と同じですね

しかしここで気になるのが、「場合によっては」ってどんな場合?ということです

ここから先は僕の予想と体験による意見ですが、タメ口が許容される場合について説明していきます

タメ口OKってどんなとき?

これは人によって意見が分かれるところだとは思いますが、僕が今までの経験の中でため口が必要と感じたのは

・相手が難聴・もしくは認知症の為こちらの話が伝わりにくいとき
・相手が小さい子(小学校低学年以下)で敬語がわかりにくいとき
・相手が中学生とかで、完全に友達感覚で話してきている時

では、一つずつ説明していきましょう

相手が難聴・もしくは認知症の為こちらの話が伝わりにくいとき

これが一番多いケースかと感じています
とくに、現在のデイケアで働き始めてからこのケースが多いです

もちろん相手ははるかに年上のおじいさん、おばあさんですから、基本は敬語でお話しするべきです

しかし、たまに難聴がひどい方になると敬語で文字数が増える分、聞きとれなかったり聞き間違いが多くなったりするので、最終的にはため口で話すということがあります

なかには「聞こえにくいから、敬語じゃなくていいよ」と言ってくれる方までいます   こういう場合は、タメ口の方がお互い都合がいいこともあるのではないでしょうか

相手が小さい子(小学校低学年以下)で敬語がわかりにくいとき

これは、一般の方でもイメージしやすいケースかと思います

最初に出したレストランの例でも、小さい子にはタメ口の店員さんは多いですよね
しかし、だからといって「うちの子にタメ口で話さないで!」って怒る親は少ないですよね

単純に、敬語では小さい子がわかりづらいというのもありますし
一般の認識として、大人が小さい子に敬語を使うということ自体違和感なのかもしれません

相手が中学生とかで、完全に友達感覚で話してきている時

これは一番賛否がわかれそうですが、僕が整形の外来で働いている時に多かったです

特に女子中学生で多いのですが
「ねえ先生、聞いてよ!」
「先生って彼女いるの?」

みたいな、おい、ダチじゃねぇぞ!ってくらいガンガンタメ口でくる子がいます

それ自体は全然イライラしないですし、むしろこちらも楽しいので望むところなんですが
相手がそれだけ砕けてきているのに、こちらだけ敬語を使っていたら心を開いていないみたいじゃないですか?

なので、こういう子に対しては僕もガンガンタメ口で話してました

「そんなのけしからん!」
「あいてがどんな言葉遣いでも一線は引くべき」

という声もあるかと思いますが、実際僕はこれでスムーズに治療が行えていたのでありかなと思います

相手は我慢しているかもしれない

タメ口OKなケースについて少し説明しましたが、たまにあるのが

「ただ、中が良いからタメ口で大丈夫!」みたいな場合です

高齢者が多い施設でよく見る印象ですが、おじいさん、おばあさんにため口を使っているケースですね

この場合、スタッフ側は「信頼関係ができている」と感じていると思いますが

その考えは危険です!!

なぜなら、タメ口を使われている相手の気持ちはわからないからです!

僕は以前、外来で2年ほど担当したおばあさんと、信頼関係が築けていると思っていました
その為、丁寧語は使いながらもけっこう砕けた話もしていたのです
その時は、そのおばあさんも終始笑顔で、嫌な顔は全くしていませんでした

しかし、ある日突然電話であなたの態度が馴れ馴れしい!」とお叱りを受けてしまったのです

まさか2年も担当していた患者さんからそんなことを言われるとは思っておらず、かなりショックでした
同時に、あの治療中の笑顔は無理やりだったのかと、そのあとしばらく考えていました

このように、相手は笑顔でいてくれても、心の中ではこちらの対応に不満を持っている場合があります

そういった食い違いを防ぐ為にも、敬語を使っておけば間違いないのです

やっぱり敬語が一番!!(だけど臨機応変に)

いろいろ書きましたが、最終的には「敬語を使っておけば間違いない」ということです

どんな相手でも、敬語を使われて気分が悪くなるということはないですし、そうすれば医療スタッフが自分の身を守ることにも繋がります

とはいえ、先に書いたように敬語が違和感になる場合や、コミュニケーションの邪魔になる場合も確かに存在すると思っています

その時は前もって「敬語を外していいですか?」の様な許可をとっておくと、後でトラブルになりにくいです

特に1.2年目の新人の場合は基本的に敬語を使うと思いますが、3年・・・4年と慣れてくると変な自身がついてため口を使い始めるケースがあります

もし、この記事を読んで「あ、ヤバい・・・」と思った方がいたら、明日からでも自分の言葉遣いを見直してみましょう

正しい言葉遣いこそ、正しい信頼関係を気付くツールになるはずです

これはあくまで僕の考えを書いたものです!

もしご意見、ご感想があればお待ちしております!!

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